640万人以上のカード会員を擁し、カード事業等を展開するジャックスは、SASが提供する統合マーケティング・プラットフォーム「SAS Marketing Automation」を導入した。同社は平成27年度スタートの新中期経営計画における中核的な施策として、マーケティング強化の取り組みに注力している。その一環として、多様なプロモーションを自動化するマーケティング・オートメーションの実現に向け、今回の導入を決定するに至った。
なお、同社はデータウェアハウスの作業時間の短縮やプロモーション品質の向上を目的に、「SAS Enterprise Guide」「SAS Enterprise Miner」を2013年より導入している。今回導入したプラットフォームは、この分析基盤と連携する。これにより、マーケティング・オートメーションの仕組み構築、マーケティング・プロモーションへの対応能力強化と品質の高度化による、収益拡大と顧客ロイヤルティの向上を目指す。
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