中古品「売ったことある」人は4割以上、「購入したことある」人は半数以上
これまで、中古品を売ったことがあるか聞いたところ、4割以上(43.5%)が「売ったことがある」と回答した。また、3割弱(26.8%)は「一年以内に売ったことがある」と答えている。一方、中古品を購入したことがあるか聞いたところ、 半数以上(52.1%)に購入経験があり、過去1年以内に3割以上(32.8%)が購入していることがわかった。
性年代別にみると、中古品を売ったことがあると回答した比率は、40代から60代では、約3~4割だった(40代:41.0%、50代:44.5%、60代:31.5%)。対して、20代・30代では、半数以上(20代:50.0%、30代:50.5%)という結果が出ている。購入に関しては、20代から50代の半数以上が「経験がある」と回答した(20代:54.5%、30代:56.5%、40代:53.0%、50代:54.0%)のに対して、60代は42.5%にとどまった。
中古品売買、8割以上がPC利用も女性20代はスマートフォンでの利用がPC上回る
オンラインで中古品を売買したことがある人(販売経験者:209人、購入経験者:295人)に、利用したデバイスを聞いたところ、8割以上がPC(販売:81.8%、 購入:88.1%)で、スマートフォンの利用は約2割(販売:22.5%、 購入:22.7%)であることが判明した。
一方で女性20代は、スマートフォンを利用する割合が他の年代と比べて高かった。中古品を売る際、20代女性を除く他の性年代は、スマートフォンの利用率が平均で17.0%であるのに対し、女性20代はスマートフォンの利用率が48.0%だった。
さらに、中古品の購入においても、20代女性を除く他の性年代は、スマートフォンの利用率が平均で16.9%であるのに対し、女性20代は、スマートフォンの利用率が高く、PCが53.3%に対して、スマートフォンは63.3%とPCを上回った。
中古品を売る理由のトップは「捨てるのがもったいない」、20代女性は「暇つぶし」が多い
中古品を売る理由は「捨てるのがもったいないから(86.7%)」が最も多く、次に「お金を稼ぐことができるから(73.3%)」が続いた。なお、「お金を稼ぐことができるから」「暇つぶしになるから」を理由に挙げるのは、20代が最も多く、年代が上がるにつれてその割合は下降する傾向が見られた。
20代女性においては、「暇つぶしになるから」を理由として挙げる割合が37.0%で、20代女性を除いた性年代の平均(13.8%)と比べて、特出して高いことがわかった。ここから、中古品をスマートフォンで売る機会が最も多い20代女性が、隙間時間を利用して中古品を売っていることが伺える。
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