最近、「Fintech(フィンテック)」や「Edtech(エドテック)」という言葉を耳にすることが増えたと思いませんか?Fintechとは、企業決済から家計管理まで様々なサービスが存在する「金融×IT」領域のこと。一方でEdtechはWeb上での学習サービスの展開がめざましい「教育×IT」領域を指します。今回は、近頃注目されているこの2つのキーワードに焦点をあてて、分析を行いました。
「Fintech」と「Edtech」の分析から、ホットキーワードをよむ
「金融×IT」、「教育×IT」という分野は、今やIT業界の大きなトレンドになっており、両分野の事業を展開するベンチャー企業の設立やスタートアップの成長はめざましいものがあります。では、「Fintech」と「Edtech」という言葉は、Webニュースではどのくらい取り上げられているのでしょうか。Webニュース記事のビッグデータをもとにグラフ化してみました。
2015年4月~2016年4月までの「Fintech」と「Edtech」を本文中に含むWebニュース数をグラフ化。調査対象はクリッピングサービス「@クリッピング」で調査が可能な1,500以上のWebメディア。調査キーワードには、カタカナとなる「フィンテック」「エドテック」も含む。
グラフからは、「Fintech」関連の記事数と「Edtech」関連の記事数の増加傾向が対照的であることが読み取れます。「Fintech」はWebニュースメディアではトレンドになっている一方で、「Edtech」はまだまだ利用されていないことがわかります。