SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

ビッグデータから読み解くニューストレンド考察

お盆とオリンピックの影響は?データから読み解く、8月の最適なプレスリリース配信タイミング

 自社のサービスや取り組みを、世の中に向けて発信するプレスリリース。本連載では、Webニュース記事のビッグデータをもとに、ニュースのトレンドを考察していきます。第3回となる今回は、第1回で取り上げた「データから読み解く、プレスリリースが記事になりやすいタイミング」を深掘りし、“8月のおすすめプレスリリース配信日”について解説していきます。また、いよいよ始まるオリンピック期間中のプレスリリース配信についても考察していきます。

まずはおさらい!意外な狙い目、お盆配信

 まずは第1回で取り上げた、グラフを見てみましょう。

 記事数・プレスリリース数ともに少ない土日にあたる8月15日、16日を除くと、お盆前半の13日、14日はプレスリリースの流通量が少なくなっていますが、Webニュース記事の量はあまり変わらず、“お盆の時期=ライバルが少ない”という結果でした。このタイミングにプレスリリースを配信することで、より記事になりやすいと考察されます。

 それでは、実際に配信されたプレスリリースはどのくらい記事になったのでしょうか。2015年8月に@Pressから配信されたプレスリリースの記事掲載数を、日にちごとに平均化してまとめてみました。

 グラフを見てみると、お盆期間の8月13日、14日の平均記事掲載数は、お盆の前後期間と比べても少なくない結果となり、むしろ14日にいたっては他の日よりも記事掲載数は多いことがわかりました。Webニュースメディアはお盆の時期でも情報を集めていて掲載する動きも活発であるといえます。

 @Pressではよく、「お盆の周辺はプレスリリース配信を控えたほうがよいか?」という質問を受けることがありますが、答えはNOです。過去のデータを見る限りでは、お盆中、またお盆周辺は比較的記事になりやすい傾向があるため、このタイミングでのプレスリリースの配信をおすすめします。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
8月に控えるビッグイベント“オリンピック”の影響は?

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
ビッグデータから読み解くニューストレンド考察連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

伊藤 哲弥(イトウ テツヤ)

ソーシャルワイヤー株式会社 @Press事業部 副事業部長
1988年生まれ。大学卒業後に編集プロダクションでの勤務を経て、現職。プレスリリース配信サービス「@Press(アットプレス)」において、マネジメント業務やマーケティング施策の実施、セミナー登壇や営業まで幅広く行う。

■@Pressについて
日本で一番記事や取材につながるプレスリリース配信サービス。すべてのプレスリリースに、専用の担当者をアサインするシステムを2001年のサービス開始より続けて...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2016/07/25 08:00 https://markezine.jp/article/detail/24814

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング