アイシェアは、動画共有サービスに関する、認知度およびサイト評価について調査を行い、男女744名から有効回答を得た。まず、「閲覧したことがあるサービス」についてたずねたところ、トップ10は以下のようになった。
1位 YouTube (84.6点)
2位 ニコニコ動画 (48.8点)
3位 AmebaVision (7.3点)
4位 Dailymotion、字幕.in (4.9点)
6位 eyeVio、FlipClip (2.4点)
8位 Askビデオ (1.6点)
9位 ワッチミーTV (1.6点)
10位 RAGUUN、ドガログ (0.8点)
1位のYouTubeは圧倒的だが、「ニコニコ動画」や「字幕.in」など、動画に字幕をからめたサービスも人気がある。さらに、見るだけでなく「会員登録しているサービス」については、1位「ニコニコ動画」、2位「YouTube」、3位が「Dailymotion」と「AmebaVision」となっている。
また、動画の再生品質については、「最も画質が美しい(綺麗)と感じた動画共有サービス」は、1位「YouTube」、2位「eyeVio」、3位「ニコニコ動画」。「最も動画がスムーズに表示された動画共有サービス」は、1位「YouTube」、2位「eyeVio」、3位「ニコニコ動画」となり、いずれもソニーの動画共有サービス「eyeVio」が2位と高い評価を得ている。
「最もコンテンツ内容が楽しめる動画共有サービス」としては、1位「YouTube」、2位「ニコニコ動画」、3位「eyeVio」となり、「家族で利用(閲覧)したい動画共有サービス」では、1位「YouTube」、2位「ニコニコ動画」、3位「eyeVio」となった。
動画共有サービスの代名詞ともいえるYouTubeが幅広い支持を得ているが、このランキングを見てはじめてその存在を知った動画共有サービスも多いはず。最近では、動画だけでなく、写真やファイルなども共有できるYourFileHostなどのサービスも、これらの動画サービスに匹敵する人気を集めているという。今後はより自分のライフスタイルや嗜好に合った動画共有サービスを選択していく人たちが増えていくかもしれない。
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