ヤフーが運営するオークションサービス「ヤフオク!」は2月2日、スマートフォンとPCを含めた全デバイスで、定額出品なら月額会員費無料で利用できる「フリマ出品」を導入した。
また、今回の「フリマ出品」にあわせ、定額商品だけを探せる「フリマモード」も導入し、フリマ感覚での売買が容易になった。
「ヤフオク!」は1999年にサービスを開始。現在、出品されている商品は常時約5,000万個あり、オークション形式の商品だけでなく、すぐ買える定額商品も常時約2,600万個取り扱っている。
スマートフォンの普及や各社のフリマアプリの台頭をきっかけに、若年層を中心に個人間(CtoC)取引はますます拡大している。
そのような環境下で「ヤフオク!」は2016年6月、スマートフォンアプリ限定で定額出品なら月額会員費無料で出品できる「ワンプライス出品」機能を導入していた。
「ワンプライス出品」の利用者が多かったことを受け、ヤフーは機能の名称を「フリマ出品」と変更。スマートフォンアプリ限定だった同機能をインターネットブラウザ上からも利用可能とし、「フリマ出品」であれば、どのデバイスからも月額会員費無料で出品ができる機能として刷新した。
また、「ヤフオク!」が従来より提供しているオークション形式での出品は、ヤフーの月額会員サービス「Yahoo!プレミアム」への入会が必須となっている。
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