プレイドは、資生堂が運営する総合美容サイト「ワタシプラス」に、同社が提供するウェブ接客プラットフォーム「KARTE(カルテ)」が、2017年4月より導入されたことを発表した。
資生堂はこれまで、広告やメール、LINEといった自社サイト外のコミュニケーションを、プライベートDMPやMAツールの導入により、顧客伴走型のコミュニケーションを実現していた。今回のKARTEの導入により、「ワタシプラス」のサイト内でも顧客のモーメントに寄り添ったコミュニケーションが可能に。全ての顧客接点で、同社が目指す伴走型のCRMを実現していく。
今後、資生堂はKARTEで得られた「ワタシプラス」上の行動データをプライベートDMPに戻し、顧客の趣向や好みをより詳細に捉えていくことを検討。実現した際には、メールやLINEといったサイト外のコミュニケーションにもそのデータを活用していく予定だ。
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