日本ピザハット(以下、ピザハット)は、同社の保有するマーケティングデータを解析し売上拡大および宅配効率最適化による顧客の待ち時間削減を目指す取り組みをGAUSSと共同で開始する。
ピザハットの売上は堅調で以前より需要拡大している一方で、一部の店舗では、顧客の宅配待ち時間増加に伴う、機会損失が発生していることが課題となっている。
上記の課題に対し、AIを用いたデータ解析による予測で実績のあるGAUSSは、ピザハットが蓄積している全国約370店舗(直営とフランチャイズの合算)における販売・稼働状況のデータを活用。機会損失状況を可視化するとともに、翌日以降の需要予測を用いてリソース配分の最適化を図り、更なる売上拡大と顧客の待ち時間削減を目指す。
今後、GAUSSは、飲食業や小売業の需要予測に特化したAI技術をパッケージ化(API公開)し、ピザハットと同様の課題を抱える企業へ展開する予定だ。
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