ジュピターテレコム(以下、J:COM)は、動画制作・動画マーケティング事業を展開するプルークスの発行済株式の過半数を取得。これにより、プルークスはJ:COMの連結子会社となった。
近年、新たなオンライン動画制作・配信手法の登場と対応媒体の拡大により、企業のマーケティング活動における動画利用が拡大している。J:COMはメディア事業の成長戦略として、動画広告ビジネスを強化し、有料放送・動画配信事業に次ぐ柱にしていく計画だ。今回の提携を通じ、デジタルメディア向け動画制作、広告配信分野へ広告事業のバリューチェーンを拡大し、周辺領域への事業領域の発展を検討している。
また、プルークスの動画制作のノウハウと、J:COMが持つテレビやデジタルメディアとを活かし、拡大する動画市場を両社で開拓していく。具体的にはテレビとデジタルを連動させた動画広告商品の共同開発をはじめ、企業や媒体社のためのマーケティング支援、J:COMおよびグループ会社のコンテンツマーケティングにおける動画制作を支援する。
【関連記事】
・J:COMとメディアジーン、WEBとテレビを連動させた新たな動画広告商品を発売
・電通とJ:COM、CMを選ぶと番組を割引視聴できる「CM割」
・J:COM、見逃し番組もVODでチェックできるショッピングサービス「SHOPオンデマンド」
・2018年動画広告は1600億にまで拡大見込み 「2017年 日本の広告費」詳細分析【電通他調査】
・ヤフー、チラシ等の素材を活用して動画広告が出稿できる「チラシビジョン」のスマホ対応を開始