サイバーエージェントのアドテクスタジオは、CA Wiseが提供する「Performance Keeper (パフォーマンスキーパー)」において、アプリデベロッパーとデータ連携を行い、広告効果計測ツールのデータと組み合わせた不正検知を開始した。
「Performance Keeper」は、アプリインストール型広告における不正利用を検知するシステム。不正利用検知・対策の研究組織「BOSATSU」を設置するとともに、AIを活用した分析を行うことで、精度の高い不正検知を実現する。
しかし昨今、アプリ起動数や課金額などのデータにおいて、アプリデベロッパーが管理している数値と広告効果計測ツールで計測された数値に乖離が生じるケースが報告されている。
そこでアドテクスタジオは、アプリデベロッパーのシステムと「Performance Keeper」のデータを連携し、広告効果計測ツールの数字と突き合わせることで、より精度の高い不正検知を可能にした。不正と判定されたものは成果対象外に設定し、広告プロモーションの正常化に貢献できる。
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