AIを利活用したサービス開発などを進めるエクサウィザーズと、日本気象協会は、気象に関わる産業革新と社会課題の解決を目的に、AIなどのテクノロジーを活用した気象ソリューションサービスの共同開発を行う。
今回、エクサウィザーズが持つ「機械学習・深層学習などのAI解析力」と、2017年度から「需要予測」を事業として展開してきた日本気象協会が共同開発を行うことで、従来よりも高精度な需要予測モデルを構築することが可能になる。
両社が共同開発する「需要予測サービス」を活用することで企業は、廃棄ロスや機会損失の削減、在庫管理の適正化などを図ることができる。これによって、売上高の向上や業務の高度化・効率化、生産性向上の実現に貢献する。
同サービスは、気象環境下でのリスク軽減を検討している企業を対象に、まずは「商品需要予測」の分野から展開。今後は、「ヘルスケア」「防災」などの分野における様々なデータと気象データの連携も視野に入れている。これによって、多くの企業・個人が幅広い領域で活用できる「気象データのAIプラットフォーム化」を目指す。
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