Twitter Japanは2018年12月26日、2019年の事業戦略説明会を開催。その中で、グローバルにおけるサービスの現況や広告事例、利用者拡大と高収益を実現するための戦略などが明らかになった。
Twitterの現況は?
最初に笹本氏は、日本におけるTwitter利用者の現況を明らかにした。2018年10月時点で、Twitterのグローバルにおける月間アクティブユーザー(MAU)数は3億2,600万、日本では4,500万超となった。その上で笹本氏は、デイリーアクティブユーザー(DAU)の比率が増加している点を強調した。
「Botや違法なアカウントの自動削除に加え、専任のスタッフを置いて利用者の健全化を図ってきたことでアカウントの数自体は減少しました。しかし、動画再生を含むエンゲージメントが増え、結果としてDAUの比率が9%増加しました」
続けて笹本氏は広告領域に関しても現況を発表。中でも力説したのが、動画広告の伸長だ。広告売上のうち半分が動画広告によるもので、中でも2017年10月にリリースしたWebサイトカードが好調だという。この広告商品は、通常のプロモビデオと比べCTRは2倍になり、離脱率も60%減少するほどの成果も出ている。

また、同氏は動画広告が伸長した背景として、コンテンツパートナーの増加も挙げた。同社の動画広告商品「インストリーム動画広告」「スポンサーシップ」を活用すると、コンテンツパートナーの動画内に広告を展開することができる。
パートナーとなるパブリッシャーの数も増加しており、グローバルでは950超と、2017年10月から約4倍以上の数になっている。日本でも大手メディアから新興メディアまで様々なパブリッシャーが参画しており、笹本氏も「すべてがプレミアムなパブリッシャーとなっており、ブランドセーフである」と評価した。
笹本氏が評価したキャンペーンとは?
説明会の中では、広告事例の紹介も一部行われた。中でも、笹本氏が「個人的にお気に入りのツイートがある」と高く評価したのは日清食品のチキンラーメンの新商品である「アクマのキムラー」の発売に合わせ行われたキャンペーンだ。
日清食品は、ひよこちゃんアカウントで辛口自虐ネタを連発し、Twitter利用者の会話を創出。その結果、自虐ネタのツイートは多くのエンゲージメント(リツイート・いいね)を集め、商品の話題化にもつなげた。このキャンペーンに対し、笹本氏は以下のようにコメントした。
「単なるブランド・商品の宣伝ではなく、商品に関する会話を生み出すためにキャラクターに人格を持たせるといった工夫をして、多くの方にリーチできたキャンペーンだったと思います」
その他にも紹介はされなかったが、資料には明治や日本マクドナルド、東宝など様々な企業のキャンペーン事例が記載されていた。
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道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)
1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...
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