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CBA、オンライン広告の「優良広告基準」を世界展開 消費者の許容範囲を超えた広告を識別可能に

 オンライン広告の消費者体験改善を目的とする団体のThe Coalition for Better Ads(以下、CBA)は、デスクトップ版およびモバイル版のネット広告における基準「優良広告基準(Better Ads Standards)」を、すべての国と地域に展開する。

 CBAは世界のオンライン広告支出の70%を占める国々において、約6万6,000人の消費者向け調査を実施し、同基準を制定。調査では、最も好まれる、または最も嫌われるオンライン広告体験が、国や地域を越えて一致していたことから、同基準を世界的に導入する妥当性が判明した。今後は同基準に基づき、消費者の許容範囲を超えて、広告ブロックツールをインストールされる可能性のある広告が識別されるようになる。

 同基準は2017年3月に定められ、北米と欧州のオンライン広告業界では導入が進んできた。今回の発表により、世界のオンライン広告業界が消費者の好みを把握して広告制作に反映し、消費者の役に立つことが可能に。CBAとそのメンバーは、世界の業界団体や企業に対し、今後数ヵ月間、同基準の啓蒙活動を推進し、導入に向けた働きかけを続けていく。

 なお、同基準を満たしていなかったデスクトップ版のネット広告には、ポップアップ広告や音声付きの自動再生ビデオ広告、カウントダウン付きのプレスティシャル広告、大型のスティッキー広告が挙げられた。

 また、モバイル版のネット広告では、ポップアップ広告やプレスティシャル広告、画面の30%を超えるサイズの広告、点滅するアニメーション広告、音声付きの自動再生動画、カウントダウン付きポスティシャル広告、全画面スクロール広告、大型のスティッキー広告が同基準に満たないと判別された。

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2019/01/11 13:00 https://markezine.jp/article/detail/30113

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