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凸版、おサイフケータイと電子POPを組み合わせた店頭販促システムを都内で実験中

 凸版印刷は、FeliCa対応携帯電話(おサイフケータイ)専用のリーダ/ライタと電子POPを組み合わせた店頭販促システムを開発。KDDIの協力を得て、3月から店頭販促ツールの実証実験を都内の家電量販店舗とauショップで実施している。

電子POPは液晶モニター一体型の映像再生機で、リーダ/ライタ部分に
おサイフケータイをかざすとURLを携帯電話の画面上に表示し、サイトに接続できる
※画像はプレスリリースより転載。

 このシステムを組み込んだ店頭販促ツールのリーダ/ライタ部分におサイフケータイをかざすと、リーダ/ライタ側に設定されているURLを携帯電話の画面上に表示し、Webサイトに接続することができる。おサイフケータイ側では特別なアプリケーションは不要で、QRコードを読み込むような手間もかからない。この販促システムを設置しているのは、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba、ビックカメラ新宿西口店、auショップ渋谷の都内3店舗。

 配信するURLは、リーダ/ライタ本体か管理サーバのどちらでも設定可能。管理サーバを利用する場合は、店舗や時間ごとに表示するWebサイトを変更することができる。また、管理サーバでは、おサイフケータイの個別IDや店舗ごとのアクセス数を集計して、個別IDと会員情報などの個人情報を紐付けることによって、マーケティング情報として活用することもできる。

 現在実施中の電子POP凸版印刷は1999年から電子POPの開発・販売を行い、これまでの累計実績は販売・レンタルを合わせると7万台を超える。一方のおサイフケータイ対応機種の普及台数は、2007年度末には約5千万台になると言われている。

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2008/04/03 09:45 https://markezine.jp/article/detail/3043

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