LINEは、同社の運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」を中心としたアドネットワークサービス「LINE Ads Platform for Publishers」の提供を、2019年8月から開始する。
これにより、LINEのファミリーアプリや4,600を超える外部アプリへの広告配信が可能に。静止画や動画といった広告フォーマットの選択も可能で、パフォーマンス目的の広告からブランディング目的の広告にまで対応している。また、広告配信においてはLINEおよび関連サービス内での広告配信で得られたターゲティングデータを活用することができる。
加えて、広告は同社の掲載基準に沿ったクリエイティブ審査を経て配信されるため、ユーザーの体験を損ねることなく情報を発信することが可能だ。
今回のサービス提供に合わせて、AbemaTVの動画配信アプリ「AbemaTV」とByteDanceが提供する「TikTok」がパートナーパブリッシャーとして参画する。
なお同社は、パブリッシャーの事業成長と収益拡大を支援するプログラム「Publisher Growth Program」を2019年秋以降に開始すると発表。同プログラムでは、LINE公式アカウントの友だち増加施策やメッセージ配信の運用コンサルティングといったマーケティングサポートを提供するほか、LINEポイントを活用したアプリのダウンロード増加やユーザー獲得、リテンション向上などを支援していく予定だ。
【関連記事】
・ANA、LINE、ドコモなど5社、LINEで注文・決済した海産物をドローンで運搬する検証を実施へ
・LINEと飲食店集客サービスのBespo、AIを利用した音声自動応答サービスの実証実験に向け協議へ
・LINE、定額制でクリエイターズスタンプが使い放題になる「LINEスタンプ プレミアム」をリリース
・LINE Pay、企業から個人への送金サービスを提供 CAMPFIREの「polca」などに導入へ
・ネット利用環境「スマホのみ」が5割超と最多に 15~19歳のスマホとPC併用は半減【LINE調べ】