結局、DSのしくみも今までと一緒!
もうお気づきの方も多いかと思いますが、ドロップシッピングというビジネスモデルは在庫の管理を卸元が行うことになるため、商品の引渡しも卸元の倉庫から行われる形になります(発送もされます)。ですので、ここでいう雑貨屋はカタログなどを顧客に見せて、御用聞きのごとく注文だけをとればいいというしくみなのです。いわゆる代理店ですね。
どうでしょう? ドロップシッピングというものの本質は、単純に
・在庫の管理・発送を代行するサプライヤー(商品供給元)
・御用聞きをするセラー(注2)(販売代理店のこと)
・販売代理店から商品を購入するカスタマー(顧客)
といった3人のプレイヤーからなるビジネスモデルというわけです。
WEB2.0だ! EC2.0だ! などなど騒がれていますが、実はこの「ドロップシッピング」というビジネスモデルは、インターネットに限った話ではなく、昔からリアルビジネスで存在する手法なのです。ちなみに、本記事では今後、商品の在庫管理・発送を代行する卸元のことを「サプライヤー」、卸元とドロップシッピング契約を取り交わし無在庫で商品を販売する販売代理店のことを「セラー」と呼称しますので、頭の片隅にでも入れておいてください。
読者のみなさんがドロップシッピングを簡単に理解できるよう、わかりやすい内容・表現を心がけていきたいと思っておりますので、これからもよろしくお願いします!
プレスリリース:ドロップシッピングでの販売者を「ドロップシッパー」で呼称統一ドロップシッピングプロバイダ各社が賛同、ウェブシャーク、リアルコミュニケーションズが呼びかけ
