コラボ型ドロップシッピングでモノを売る
「DSP徹底活用」シリーズの最後として、今回はコラボレーション型ドロップシッピングを紹介したいと思います。「徹底活用シリーズ」となりますので長くなりますが、お付き合いいただければ幸いです。
コラボレーション型ドロップシッピングサービスというと、海外では「CafePress」が有名ですが、そのイメージとしては「マグカップやTシャツといった商材とデザインのコラボレーションができる」といった“限られた商材の範囲で…”という認識が殆どではないかと思います。
一方、日本ではどうなのかというと…コラボ型ドロップシッピングサービス各社が独自に商材を増やし、その商材の豊富さからデザイナーやクリエイターから支持を得るようになってきています。その中でも、取り扱い可能なアイテム種別数トップを誇るのが「UPSOLD.com」。
Tシャツ・マグカップといった商材にとどまらず、文具・雑貨・タオル・インテリアと、数々の商材を抱えており、UPSOLD.comを使ってクリエイターが自身のブランドを立ち上げるなど人気を博しています。
サービス内容としては、セラー(デザイナーやクリエイター)は自分自身でデザインを作成する作業に専念すればいいようになっており、あとは、コラボレーションさせたい好みの商材(アイテム)を選択すれば、即物販に参加できるようになっています。以下、UPSOLD.comの概要をまとめてみました。
サービス名 | UPSOLD.com |
---|---|
URL | http://www.upsold.com/ |
運営会社 | 株式会社イメージマジック |
審査 | 無し |
アイテム種別数 | アパレル・文具・インテリア…etc 全175アイテム |
DSPタイプ | コラボレーション型(DSPタイプについてはこちら) |
利用料金 | 無料 |
販売主体 | DSP |
返品対応 | DSP(ただし、DSP側のミスで商品に瑕疵があった場合のみ返品可能。商品が不良品だった場合には交換にて対応) |
価格決定権 | セラー(=デザイナー/クリエイター) |
オークション出品 | 不可 |
また、UPSOLD.comでは、注文が入ってから初めて商品の生産にとりかかる“受注生産システム”をとっているので、セラーは在庫を抱える必要はなく、また販売主体もUPSOLD.comになるため個人情報などを公開することなく商品販売を行うことができるようになっています。
それ以外にも、出店後に商品を作成・登録すると自動的に自分専用の販売ページが作られるようになっているので、気軽に自分のブランドを冠したショップを持てるようにもなっています。
ちなみに、料金体系については初期費用及び参加費用は無料となっています。また、肝心の売上(儲け)については、「ロイヤリティ」と呼ばれる報酬制度をとっており、契約形態によって商品販売価格の5~20%が支払われる形になっています。
上記した内容以外にも、UPSOLD.comでは様々なサービス・機能を提供しているので、出店を検討している方は、「UPSOLDって何?」というページを参考にしてみるといいかもしれません。
それでは、簡単な特徴を説明したところで、次からは実際に出店の方法やどのようなUI(ユーザーインターフェイス)になっているのか等について触れていきたいと思います。