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モバイル検索シェア、Yahoo!とGoogleの差が急速に縮まる【モバイル検索利用動向調査】

2008/04/16 12:15

モバイル検索におけるYahoo!とGoogleのシェアに異変

 アウンコンサルティングとインデックスとポイントオンは、共同で「携帯電話におけるインターネットおよび検索エンジンの利用状況のアンケート調査」を実施。調査は、携帯電話サイト上のアンケートフォームを使って行われ、有効回答数9,098人、うち分析サンプル数として5,600人を抽出集計している。

 発表された資料によると、「パソコンで最も使う検索エンジン」のトップは「Yahoo!」で58%。続いて「Google」38%、「その他」4%となっている。また、「携帯で最も使う検索エンジン」についても、「Yahoo!モバイル」が35%でトップ。以下、「キャリア(携帯会社)のメニュー検索」27%、「Googleモバイル」22%、「F★ROUTE」6%、「gooモバイル」4%、「その他」3%、「モバ検索」2%、「CROOZ!」1%となっている。

「携帯で最も使う検索エンジン」の調査結果(上)
下のグラフは「キャリアのメニュー検索」の内訳をauユーザーは「Google」
ソフトバンクモバイルユーザーは「Yahoo!」として再集計したもの
※画像はいずれもプレスリリースより転載

 パソコンでは「Yahoo!」が「Google」に20ポイントの差をつけているが、携帯での差は13%。パソコンでは、Yahoo!とGoogleだけで96%を占めるが、携帯では「キャリア(携帯会社)のメニュー検索」が27%を占めるほか、群雄割拠ともいうべき状態になっている。これをさらに分析すると、「キャリアの検索」を利用している人のうち、auユーザーは「Google」を、ソフトバンクモバイルユーザーは「Yahoo!」を使っており、この点を加味して再度集計すると「Yahoo!モバイル」40%、「Googleモバイル」35%で、差は5 ポイントまで縮まるという結果になった。アウンコンサルティングは、2008年4月1日からNTTドコモが「Google」を採用したことによって、実質的に「Yahoo!」と「Google」の利用者の差がなくなったことから、パソコンと携帯では検索インフラのシェアが大きく異なる結果となったと指摘している。

5人に1人は「キーワードと検索結果が一致しない」ことに不満

 携帯検索エンジンの不満な点については約22%が「検索キーワードと検索結果が一致しない」ことを不満点として挙げている。また、「検索キーワードと検索結果が一致しない」と答えた回答者によく検索する言葉をたずねたところ、「調べたい単語や漢字など」26%に続いて、「企業名、商品名などの固有名詞」が約22%、「知りたい情報の一般名称(天気・ニュース・ゲーム・着うたなど)」12%、「駅、地名、施設名」9%などとなっている。

 携帯の検索エンジン以外でサイトを探す方法としては、「ケータイメール」18%、「ケータイ広告」17%、「パソコン」16%に続いて「キャリア公式メニュー」という回答が12%を占め、テレビ・新聞・チラシより「キャリア公式メニュー」の利用率が高い傾向にあることがわかった。

携帯で検索以外にサイトを見つける方法として
キャリアの公式メニューの利用率が高い傾向にある

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「携帯電話におけるインターネットおよび検索エンジンの利用状況」(PDF)

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