多様化するキャラクター活用、そのメリットは?
近頃、キャラクターを使用したプロモーションやPRを目にする機会が多くなっていませんか? キャラクターマーケティングは、SNSを中心としたオンラインでの展開方法、オフラインとの連動方法が多様化しており、高い広告効果、コスト、スピードの面で注目を集めています。
本連載ではディー・エル・イー(DLE)が、全3回の記事を通じて、キャラクターマーケティングから学ぶ、ブランド資産構築&コミュニケーション術を解説します。DLEが保有する「秘密結社 鷹の爪」に加え、他社様の事例も交えながら紹介できればと考えています。
今回のテーマは「かわいいだけじゃない!ブランド資産を積み重ねる戦略施策」。近年、広告やプロモーションなどのマーケティング活動に、ゆるキャラや昔懐かしのキャラクターを活用する企業が増えてきています。注目を集める存在として、著名タレントではなくキャラクターを選ぶメリットとは何でしょうか?
あらゆる条件に左右されない「柔軟性」
キャラクターマーケティングのメリットには3つがあります。1つ目が「柔軟性」です。
著名タレントを起用した場合、クリエイティブの制約が多いことや、撮影やイベントのスケジュール調整が利かないということも少なくないでしょう。
しかし、キャラクターの場合は時間の制約や病気、加齢のリスクがなく、性別や生き物の種さえ変えられる柔軟性があります。表現のために病気になったり歳を取ったりと自在にカスタマイズできます。
また、ターゲットや訴求がキャンペーンによって変わるようなブランド(商材・サービス)の場合、その時々に応じてキャラクターの設定を変更するなども可能ですし、キャラクターデザインや世界観が統一されていれば、ターゲットや訴求内容が変わっても、ブランド想起は蓄積できます。