フォントメーカーのフォントワークスは、自社で運営する公式ホームページにWovn Technologiesが提供するWebサイト多言語化ソリューション「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」を導入した。
フォントワークスはこれまでも日本語サイトと並んで英語サイトを運用しており、日本語フォントの情報を探す海外のデザイナーや海外の企業担当者などに向けて情報を発信してきた。しかし翻訳や更新の工数がかかるため英語サイトの更新頻度が日本語サイトに比べて低く、また掲載している情報も企業概要や製品の基本的な情報のみにとどまっていたという。
次第にSNSなどで同社のフォントが海外で注目されるようになる中で、同社は企業情報にとどまらず製品・フォントの情報も英語で伝えるため、WOVN.ioの導入に至った。
WOVN.ioを導入することで運用コストを削減しながら、スピーディーに英語化できるサイト構築を実現。新たに追加した情報などは、全自動ですべての英語ホームページ上で反映できる。
フォントワークスが、WOVN.ioを導入した2020年12月以降、書体見本の各詳細ページもすべて英語に対応したことで、英語サイト訪問者数は導入前の同時期と比較して4倍と大幅に増加した。中国語圏からのサイト訪問者数も多いため、今後は中国語対応も検討しているという。
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