電通とTBSテレビは、民放公式テレビポータル「TVer（ティーバー）」のテレビアプリにて、配信広告の接触者に対するアンケート調査を可能にする広告効果調査手法を共同開発し、運用を開始した。

　同調査スキームは、電通グループ独自のデータ基盤である「People Driven DMP」と「TVerテレビアプリ」への広告配信サーバーを、統合マーケティング基盤「STADIA」のソリューションを用いてデータ連携。これによりコネクテッドTVでの配信広告接触の推計が可能となり、事前に許諾した調査パネルに対してアンケートを実施できるようになる。

　具体的には、接触者の属性やブランド評価への効果検証など、クライアント企業の目的に応じて自由に調査項目を設定することが可能だ。

　電通は今後、同調査スキームを通じコネクテッドTVの継続的な研究を行い、効果的な広告商品の開発・提供を目指す。

【関連記事】
・電通、キャラクター×テクノロジーで企業のCX向上を支援
・電通、クラウドファンディングを活用した広告サービスプラットフォーム「AD MISSION」を開始
・電通、「Facebook Advanced Analytics」活用した分析ソリューションを提供
・家族で使ってる、シェアできる…10代が使うサブスクTOP10とその理由【TBSラジオ調査】
・ユーザベースとTBSが資本業務提携　5G時代を見据え、コンテンツ・ビジネス両面で提携