1月18日、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営するunerryと、イベントを中心に企業のマーケティングを支援する博展は、リアル行動ビッグデータの解析に基づいた高精度ターゲティングを実現するデジタル広告「イベシルAD」の提供を開始した。
これは、両社が2020年10月に提供を開始した、来場者分析・集客・イベント会場の混雑可視化および事後フォローが可能なイベントDXサービス「イベシル」内のデジタル集客広告を単独で利用可能にしたもの。
博展が蓄積してきたイベントデータベースとunerryの「Beacon Bank」に蓄積されるスマートフォン位置情報ビッグデータを掛け合わせることで、イベントテーマに興味関心が高いユーザーにデジタル広告を配信できる。
オフラインで開催された過去の自社イベントや、テーマの似た関連イベントに実際に訪れたと推測されるユーザーにアプローチ可能なため、オンライン・オフラインイベントともに、通常のデジタル広告よりも精度高く、来場に繋がるターゲティングを実現する。
また、「イベシル」の提供を通して得られた媒体活用のノウハウと、博展が提案する、刺さるクリエイティブをイベントテーマに合わせて柔軟に組合せ、デジタル広告配信の最適化を図れる。
オンライン・オフラインの効果計測を行うことで、媒体を超えた予算配分の最適化や再配分も可能。広告施策効果のトータルでの評価を踏まえ、次回イベント開催のプランニングや、マーケティングプランの継続的な支援も受けられる。
イベントのオンラインシフト加速を背景に、イベント主催者および出展企業はより主体的な集客施策が求められ、デジタル上での高精度なターゲティングも重要度を増したことで、「イベシル」メニューの中でも、特に集客広告サービスへの関心が高まった。そこで、両社は「イベシルAD」を提供するに至った。
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