「六連」で効果が上がる理由
MZ:「六連」に沿って運用すると高い広告効果が得られる可能性が上がるとのことですが、それはなぜでしょうか。
小久保:六連の運用手法を実施いただくと、機械学習が進みやすいアカウント構造となり、自動最適化がスピーディーかつ適切に行われます。結果的にYahoo!広告の各種機能の併用が進み、広告効果の最適化と最大化を目指すことが可能となるためです。ユーザーへの最適な顧客体験を提供できる可能性も高まります。
また、「六連」では継続して効果を上げることに主眼を置いています。今回「六連」の発表に合わせて、新たなアカウント診断書の提供も開始しました。各ステップの重要KPIの達成率や業種平均、ベンチマークとの比較が一目で把握できるため、アカウントのメンテナンスがより行いやすくなっています。
MZ:自社がどのステップに躓いているのか、重要KPIを伸ばすべきかがアカウント診断書を通じてすぐにわかるのは大きなメリットですね。「六連」を活用する際に押さえておきたいポイントを教えてください。
後藤:ステップ1~ステップ6で共通して意識していただきたいのは以下の3点です。
1.6つのステップを順番通りに進める
6つのステップを順番通りに進めないと、自動化がうまく進まない、リーチが拡大できないなどのリスクがあるため、ステップ1から順番に進めることが求められる。
2.変化するユーザーニーズに対応し最適化と最大化を定期的に繰り返す
ユーザーニーズは常に変化し続けるので、ステップ6の成果維持まで進めることができたら、定期的にステップ3以降に立ち戻るようにする。
3.機能は組み合わせて活用する
「六連」は自動入札だけでも効果的だが、レスポンシブ検索広告やレスポンシブディスプレイ広告などの機能も併用することでさらに高い効果が期待できる。