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「推し活」、6割以上の20代が話題にする抵抗なし/30代は過半数が抵抗あり【ネオマーケティング調査】

 ネオマーケティングは、アイドルや2次元のキャラクターなどのファン活動である「推し活」をテーマに調査を実施した。以下、一部内容を紹介する。

「推し活」の対象、女性は実在の人物が多い傾向に

 まず、現在行っている活動や熱中しているものについて調査した。すると全体の10.5%が「推し活」と回答した。

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 「推し活」と回答した人に、現在推している対象は何かを尋ねると「実在の人物(78.0%)」がトップとなり、2位には「キャラクター(44.8%)」が続いた。

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 また男女で結果を比較すると、女性は「実在の人物(81.2%)」に回答が集中。一方で男性は「実在の人物(72.8%)」が同じくトップとなったものの、「キャラクター(54.1%)」「人物以外のモノ(36.6%)」と答えた人が女性と比べ多かった。

費やす金額・時間は年代が上がるほど減少

 次に、これまでに行ったことがある推し活の内容を調べた。全体の1位は「インターネットで情報収集する(74.0%)」となり、「グッズを買う」「イベントに参加する」「公式ファンクラブなどに入会する」が続いた。

 特に男性は「推している対象に関わる場所へ訪問する」「現地におもむき、推している対象を撮影する」「コミュニティに参加する」といった活動の割合が、それぞれ女性よりも高くなった。

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 推し活に月平均でどのくらいの金額を費やしているか尋ねると、全体の74.5%が「月平均1万円未満」という結果に。年代が上がっていくにつれ、金額は徐々に下がっていく傾向が見られた。

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 さらに、推し活に月平均でどのくらいの時間を費やしているか質問した。すると金額(月平均)同様、年代が上がっていくにつれ時間も減っていく傾向にあった。しかし月平均「20時間以上」費やすと答えた人が、50代以下はいずれの世代でも20%以上いることもわかった。

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推しの話題に「抵抗はない」、20代と30代に差

 推し活を行う前後での自身の変化にて調査すると、全体の約半数が「人生が豊かになった」「人生に充足感を感じるようになった」と回答した。

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 また、推し活を行う中で困ったことについては「推し活に使用できる金額が少ない(28.4%)」「貯金ができない(24.8%)」といった金銭面の悩みが多かった。

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 推している対象について、推し活をしていない人に話すことへの抵抗の有無を尋ねると、抵抗はない(「あまり抵抗はない」「抵抗はない」の合算)人が全体の55.3%に。抵抗がある人よりやや多い結果となった。特に20代で「抵抗はない」と回答した人が64.5%だった。これに対し30代は46.5%と、20代と比べ18ポイントも低くなった。

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【調査概要】
調査方法:Webアンケート方式
調査対象:登録モニターのうち、「推し活・ヲタ活」を行っている全国の20歳以上79歳以下の男女
有効回答数:1,104名
調査期間:2023年1月17日(火)~1月19日(木)

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MarkeZine(マーケジン)
2023/04/10 07:15 https://markezine.jp/article/detail/41676

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