日本セーフティーとテミクス・データは、「新生活モーメント」に特化したマーケティングサービスの開発・提供に向け、業務提携契約を締結した。
日本セーフティーは、「連帯保証人」に代わり家賃等の保証を行う家賃債務保証サービスを展開している。全国28拠点のネットワークで、提携不動産会社数は6万2,000店以上(2024年5月末時点)にのぼる。
一方テミクス・データは、住信SBIネット銀行の子会社で、金融データプラットフォーム「THEMIX DATA CONNECT」を提供。ユニークな1,000万ID規模(2024年度末までに取得予定)の「本人確認済み・同意取得済みの金融取引トランザクションデータ」を強みに、広告出稿における従来手法の見直しやプライバシー保護環境下での高精度なデータマッチングなどの課題解決に取り組んでいる。
今回の業務提携により両社は、日本セーフティーが提供する賃貸債務保証サービスを利用している入居者、および同サービスの広告主に向けた、新たなマーケティングサービスの開発・提供を行う。
提供予定のサービスでは、日本セーフティーが提供する賃貸債務保証サービスの利用者に対し、データ利用方法・第三者提供に関する内容をプライバシーポリシーに明記の上、データ利用に関する同意を取得。この利用同意済みの属性・利用実績データを、テミクス・データが提供する「THEMIX DATA CONNECT」に接続する。
これにより、データプライバシーに配慮した環境でのターゲット分析・セグメント設計などが可能となり、「新生活モーメント」を的確に捉えたプラットフォームへの広告配信やDM配信などを実現する。
具体的には、2024年7月1日(月)より次の二つのサービス提供を予定している。一つは、利用同意取得済みの日本セーフティー家賃債務保証サービスおよび住信SBIネット銀行住宅ローンの申込者データ活用による、新生活の開始タイミングを捉えたセグメント設計および広告配信サービスの提供。二つ目は、日本セーフティーが展開するEメール・DMなどの媒体開発および提供だ。
今後両社は、「新生活モーメント」マーケティングサービスの提供をはじめ、両社の知見やデータの活用を通じ、新たな不動産・金融関連サービスの提供について検討していく予定だ。
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