Android Marketは、開発者が小売業者として登録し自作のアプリやコンテンツを販売、一方のユーザーはAndroid Marketでアプリを探して購入し、端末にダウンロードすることができる。このシステムを通じて、開発者はユーザーの評価やフィードバックを得るとともに、ビジネス支援のためのダッシュボード機能なども利用することができる。
7月11日に、AppleがiPhone 3Gと同時にリリースしたApp Sotreは、7月14日時点で1000万以上のアプリがダウンロードされ、大きな話題となった。「グーグルフォン」ともいえるAndroid端末で提供されるAndroid Makretは、App Storeの対抗と見られている。
Android Marketのベータ版は最初のAndroid端末で利用可能となり、無料アプリのダウンロードからサービスを開始する予定。その後は、有料アプリのダウンロードなど機能を増やしていくという。Android端末がお目見えするのは2008年第4四半期にまでずれ込むといわれている。
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