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現場ノウハウ満載!現役店長に学ぶ「人気ネットショップの作り方」

第3回 新しい印刷屋のスタイルをネットで発見! ~オリジナル商品が自慢の「印刷屋サッコ」~(後編)


「寝てても儲かるショップ」なんてない!

佐古さんがインターネットショップを開いて、これまで一番よかったこと、悪かったことってなんでしょう。

まずは、「売ること」の難しさと楽しさを実体験を通じて感じることができたことが最も大きいと思います。商材を持たない印刷屋が、自分自身で商材を企画・製作・販売することは実に敷居の高いことですが、それだけに成果が上がったときの喜びは、他に代えがたいものがあります。
当社で製作・販売しているものは、100%世界で当社のみが製作しているものばかりです。同じ商材を販売している会社・サイトはまったくありえません。そうであるからこその困難と、そうであるからこその喜びをいつも感じています。

では、これからインターネットショップを立ち上げようとしている方に対して、一言お願いします。

書店に並んでいる本の宣伝文句にある「寝てても儲かる、ネットショップ!」といったものは、忘れたほうがいいと思います。実店舗に比べ、初期投資が圧倒的に少なくてすむのがネットショップですが、運営には想像以上の困難が伴います。
「ネットショップの成功の秘訣を一言で述べよ」と言われても、答えはありませんが、ネットショップの「失敗の法則」は明確にあります。

それは「片手間でやること」です。

よく「副業としてネットで儲けよう」ということが言われますが、そんなに簡単なことではないと。

「本業」の片手間におやりなっても、成功は望めません。すべてを投げ打って、必死に運営している私の知り合いたちでも、「成功」しているのは、ほんの一握りですから。

ネットショップ業界で非常に顔が広い佐古さんの言葉だけに、重みがあります。インタビューにおつきあいいただき、ありがとうございました!

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この記事の著者

山田 雅彦(ヤマダ マサヒコ)

大学で経営工学を専攻。総合電機メーカー系ソフトハウスに勤務後、フリーのシステムエンジニア、IT系コンサルタントなどを経て、2000年3月に有限会社サーブを設立。 また、買い物情報のクチコミサイト「買物じょうず」の企画・開発...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/02/19 00:10 https://markezine.jp/article/detail/549

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