ナショナル ジオグラフィック協会が会報誌として発行したナショナル ジオグラフィック誌は、現在32か国語で出版され毎月4,000万人以上の読者を持っている。そのWebサイトでは、昨年700本以上の自然・文化・科学に関するニュースを配信。その中から、特に注目を集めたニュースを『2008年重大ニュース』として発表した。
【ナショナル ジオグラフィックニュース 2008年重大ニュース】
第1位 「火星で地下氷河を発見、氷河期の名残か」
第2位 「ブラックホール生成? LHCに懸念」
第3位 「ネアンデルタール人と人類の交配はなかった」
第4位 「ラオスの巨大洞窟――大きく開いた入口」
第5位 「多様な未知の生物、豪サンゴ礁で発見」
第6位 「暗黒物質の謎を解く銀河団の衝突」
第7位 「謎の妊娠:サメの単為生殖を確認」
第8位 「12月1日、金星・木星・月が競演」
第9位 「史上最も詳しいブラックホールの姿」
第10位 「地球温暖化の真犯人は太陽?」
独自のアクセス解析とランキングによって選ばれたニュースの第1位は、「火星で地下氷河を発見、氷河期の名残か」(11月20日配信)。そのほかにも、ブラックホール、暗黒物質(ダークマター)など、宇宙に関するニュースがランキング上位に入っており、宇宙に関する興味の高さがうかがえる結果となった。
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