トップページを3つのエリアに
今回のリニューアルでは、視線動向調査によってトップページを3つのエリアに区分している。左側の“使っ得エリア”では、毎日チェックするメールや天気、マーケット情報を提供し、中央の“見て得エリア”では、ニュースを中心とした最新情報を、右側の “知っ得エリア”では、お得な情報と動画を提供する。
さらに、メール、天気を表示するパーソナルモジュールは、視線動向により右側から左側に変更し、トップページにはじめて動画再生のインラインプレーヤーを常設。Silverlightによるリッチな動画が、朝昼夕の時間帯に合わせて配信される。
ニュースも満載、「ぜんぶ検索」もデビュー
ポータルサイトで注目度が高い「ニュース」については、3月19日からMSN各チャンネルのニュース情報を統合した「MSNトピックス」を新設する。MSN産経ニュースの情報に加え、 エンタメ、スポーツ、経済などの9ジャンルをメインに合計約40カテゴリーを提供。合計70のニュースソースとの契約で、1日約800本の記事、コラム、写真、動画をリアルタイムで配信する。
また、「MSNぜんぶ検索(ベータ)」は、従来のウェブ検索に加えて、“人の知識”を蓄積したコミュニティQ&Aサイト「MSN相談箱」の検索結果を、カタログのように一覧性の高いデザインで表示。あいまいな記憶や間違ったキーワードによる検索など、従来の検索エンジンでは対応が難しかったものにも答えを提供してくれる。
広告もビッグに展開
広告もさらに大きなサイズに変更になり、ディスプレイ広告「MSN ホーム ウィンドウ」のサイズが300×250ピクセルから350×240ピクセルへ、バナーにマウスをのせると広告スペースが拡張する広告「MSNホーム ウィンドウ BB MOF」の拡大後サイズも760×340ピクセルから795×380ピクセルに拡大している。
これらの広告と連動したリッチメディア背景広告が「MSN ホームページ ゲート」「MSN ホームページ ジャック」にバージョンアップし、より大きな表示面積でのブランド訴求が可能となっている。
この新しいトップページは、一部のユーザーに試験公開したのち、3月30日に一般公開される。
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