デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下 DAC)は、アイスタイルとともに設立した関連会社アイメディアドライブ(以下 iMD)と共同で、新しい「行動ターゲティング」サービスを提供することを2月7日に発表した。
「行動ターゲティング(Behavioral Targeting AD)」、略称「BTA」は、ウェブサイト上での行動履歴情報をもとにユーザーをセグメント化したうえで、最適な広告を配信する新しいマーケティング手法。DACとiMDは、2006年5月にBTAサービスとして「行動ターゲティング by メディア」の販売を開始している。
今回、BTAサービスの第2弾として発表された「行動ターゲティング by クライアント」は、広告主企業のウェブサイトを訪問した履歴のあるユーザーが、iMDが運営するアドネットワーク「impActネットワーク」の加入サイトを訪れた際に、行動履歴に基づいて最適な広告配信を行うというもの。
「行動ターゲティング by メディア」が、潜在層ユーザーへアプローチするのに対して、新サービスでは、広告主から高いニーズのあった「過去に自社のウェブサイトに訪問した顕在層・既存層ユーザーへの効率的な訴求」を実現する。
プレスリリース:「広告主企業サイトへの再訪問を促進する 『 行動ターゲティング by クライアント 』 の提供を開始」 (PDF)