ゲーム機としてだけでなく学習ツールとしても人気が高い「ニンテンドーDS」を活用したこのシステムでは、教師用パソコンと生徒用ニンテンドーDSを無線LAN(Wi-Fi)で接続し、最大50台のDSを使用することが可能となっている。
利用できる端末は、DS、DS Lite、DSiの3種類。教師が与えた問題に対して、生徒から順次返ってく る解答を一覧で確認したり、教師が独自コ ンテンツを作成して活用することもできる。
これまで学校の教室では肩身の狭かったゲーム機が、堂々と授業のツールとして利用できるこのサービスは、シャープシステムプロダクトが教材コンテンツの作成とシステムの販売・設置・サポートを担当。小学校向けには「漢字の書き方」「地図に親しむ」など30タイトル、中学校向けには「電流回路」や「私たちと現代社会」など20タイトル、高等学校向けには、「集合と論理」「物質の成り立ち」など10タイトルをリリースする。
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