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現場PMから学ぶ“失敗しない”プロダクトマーケティング術

第3回 顧客視点を忘れていませんか?~4Cによる4Pの検証~


前回は俯瞰してマクロに4Pを検証する方法を述べました、今回は4Pの配分を顧客視点の4Cで“ミクロ”に検証する際に私が留意している点について見てみます。

“4P+4C”視点で矛盾を見つける

 4Cで4Pを検証する際は“顧客にとって価値ある製品・サービスで代価を支払うに値するか?“という点を重点的に検証します。そして矛盾や、顧客価値の無い定義がなくなるまで反復して検証を実施します。矛盾がある場合には、商品コンセプトに無理があったり、市場の極小化・極大化解釈があったり、市場機会の創出の洞察にこじつけがあったり、顧客・他社戦略などの市場環境のリサーチ不足といった原因が考えられます。

両者の視点を忘れずに

 「自社の戦略上こういう製品が出したい」といったプロダクトアウト形式の場合には、4Cの検証に特に留意しなければなりません。ターゲットとする顧客と顧客への提供価値がちぐはぐになってしまっている場合があるからです。

それでは、4Cで検証した際に注意すべきポイントとは、なんでしょうか?

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この記事の著者

石原 悠(イシハラ ハルカ)

サイボウズ株式会社 プロダクトマネージャー1977年生まれ、2001年4月にサイボウズ株式会社に入社し、プログラマーを経て新規事業の企画・立ち上げに従事。現在はフィードパスのサイボウズASPの立...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/03/02 13:56 https://markezine.jp/article/detail/807

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