“4P+4C”視点で矛盾を見つける
4Cで4Pを検証する際は“顧客にとって価値ある製品・サービスで代価を支払うに値するか?“という点を重点的に検証します。そして矛盾や、顧客価値の無い定義がなくなるまで反復して検証を実施します。矛盾がある場合には、商品コンセプトに無理があったり、市場の極小化・極大化解釈があったり、市場機会の創出の洞察にこじつけがあったり、顧客・他社戦略などの市場環境のリサーチ不足といった原因が考えられます。
「自社の戦略上こういう製品が出したい」といったプロダクトアウト形式の場合には、4Cの検証に特に留意しなければなりません。ターゲットとする顧客と顧客への提供価値がちぐはぐになってしまっている場合があるからです。
それでは、4Cで検証した際に注意すべきポイントとは、なんでしょうか?