これまではQRコードをひとつの画像(絵)として、データ放送で表示していたため、すべての受信機に同じQRコードが表示されていた。今回、新たに開発されたBML(データ放送の記述言語)プログラムによって、データ放送で送られたプログラムによって受信機がQRコードを生成・表示するかたちになり、受信機に設定されている郵便番号などの個別情報に基づくQRコードを高速に生成・表示することが可能になる。
NHKは、地上デジタル放送のデータ放送で提供している「夜間休日医療情報」や「災害時の避難所情報」で、この技術によって近くの診療所や避難所の地図が簡単に入手可能になるとしている。
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