「サイト回遊」4つのチェックポイント
今回、次回の連載で、ユーザの一連の行動の中の、3番目のプロセスである「サイト回遊」がボトルネックである場合について、以下4つの観点で説明します。
- ユーザのサイト離脱を促すページはどこか?
- ユーザはサイト内で迷ってないか?
- コンバージョン関与ページとは?
- 勝ちパターンではなく負けパターンに着目する
ユーザのサイト離脱を促すページはどこか?
アクセス解析データを適切に分析することにより、ユーザのサイトからの離脱が特に多いページを見つけることができます。このようなページを改善し、もう1ページ読んでもらうことによって、結果としてコンバージョン数が向上します。このようなページを見つけるために、PV数トップ10ページの離脱率や離脱数トップ10ページをチェックしてみてください。まずは離脱を促すページを見つけることが重要です。離脱を促すページを見つけたら、次にそれらページのサイトにおける位置づけを確認してください。大きくは以下の4つに分けられるのではないでしょうか。
- 他のページへ回遊させる目的のページ
- ユーザが必要とする情報を提供するページ
- ユーザが全く意図しない情報を提供するページ
- 結果として行き止まりのページ