日本マイクロソフトと富士通は、東日本大震災の被災地で保護された犬、猫などの動物の情報をクラウド基盤に集約するとともに公開可能な環境を提供し、飼い主探しを支援する取り組みを開始した。
この取組みでは、宮城県緊急災害時被災動物救援本部が保有する保護動物のデータを、富士通のクラウド基盤から提供する「被災動物救護支援サービス」に集約。日本マイクロソフトが公開している「MSNペットサーチ」と連携させている。現在、宮城県の石巻動物救護センターなどで保護されている約50頭の動物の情報が公開されている。
このシステムによって、東日本大震災で離れ離れになった飼い主は、MSNペットサーチでペットを探したり、震災によって飼い主を失った動物の新しい飼い主になることを希望する人は、このサイトから動物を保護している団体などへ連絡を取ることができる。
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