GABAは7月中旬、「子どもの教育に関する保護者の意識調査」を実施し、小学生の子どもを持つ保護者1000名(末子が小学1年生~6年生の30歳~59歳の男女)から有効回答を得た。
子どもが学校の宿題をするときのインターネット利用経験率は42.4%。子どもが電子書籍で勉強をするときのインターネットの利用経験率は14.4%だった。学年別に利用経験率を見ると、高学年(5~6年生)が他学年より高くなっており、学校の宿題をする時では61.4%、電子書籍で勉強するときでは20.5%となった。
また、子どもに携帯電話を持たせているか聞いたところ、「持たせている」のは15.3%で、男子では11.8%、女子では18.8%と女子の方が7.0ポイント高くなっている。また学年別では、低学年(1~2年生)7.3%、中学年(3~4年生)13.4%、高学年(5~6年生)24.9%と学年が上がるにつれ高くなる傾向で、特に高学年女子では32.7%と3割強となった。
今年の夏休みに子どもに読んでほしい有名人の自伝・自叙伝では、ホンダ創業者・本田宗一郎著『夢を力に』が1位となり、次いで、ヨーロッパで活躍しているサッカー選手、長友佑都著『日本男児』、パナソニック創業者・松下幸之助著『夢を育てる』となった。男子の親では、長友佑都さんの『日本男児』が25.4%で最も高くなっており、特に高学年男子の親では33.1%と3割強となった。
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