ディー・エヌ・エー(DeNA)は、TBSホールディングスとBS-TBSと株式譲渡契約を締結し、横浜ベイスターズの株式87万株(議決権割合66.92%)を65億円で取得すると発表した。日本プロフェッショナル野球組織への加盟申請を行っており、正式にプロ野球への参入に動き始めた。申請した球団名は「横浜DeNAベイスターズ」。
球団取得の資金総額は、株式取得費用65億円と日本プロフェッショナル野球組織への保証金など30億円を加えた95億円。一部報道では一般に浸透している「モバゲー」という言葉を球団名に入れることを求めていたとされるが、企業名を入れることでまとまったようだ。
DeNAはプロ野球参入の目的として、新たなファン層の創出、地域社会への貢献をかかげている。また、同社が運営する「Mobage(モバゲー)」と野球を組み合わせることで新たなコンテンツの開発、企業ブランド価値の向上につなげたいとしている。
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