資生堂は、チュニジアの流通・小売最大手UTICグループ参加の企業と代理店契約を結び、グローバルブランド「SHISEIDO」の商品を高級化粧品専門店で販売する。チュニジアにおける日本の化粧品ブランドとしては初の市場参入となる。
資生堂のアフリカ市場での展開は、2009年のモロッコ、2010年の南アフリカに続く3か国目。資生堂は現在、グローバル化の加速に注力しており、成長が期待される新興国への対応強化を進めている。
今年1月には、トルコで合弁会社「資生堂トルコ」の営業を開始し、インドでは市場調査を目的とした「資生堂インド駐在員事務所」を開設。5月からは、アメリカ、日本に続き世界3位の化粧品市場であるブラジルでの展開強化にむけ、100%子会社の「資生堂ブラジル」を通じて、北米の子会社ブランド「ベアミネラル」を投入する。
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