フォーデジットは、iPhoneユーザーを対象に「GREE」「mobage」に対する印象調査を行った。iPhoneユーザー238名(男性50%、女性50%)のうち、両サービスいずれかのアカウントを所持している人は74名(35%)。アカウントを持たず、まったく認知のない回答者は「1名」と非常に認知が高い結果となった。
ロゴのみを提示して、ブランドに対する印象をたずねたところ、全体的にやや「GREE」の印象が良い傾向が見られた(下図)。わずかながら「面白いゲームありそう」でmobageがGREEを上回っている。別項目の「テレビCMやインターネットでよく見かけるブランド」でGREEが上回っていることから、広告訴求の方法や起用タレントに起因すると考えられる。
ソーシャルゲームは全体的に「男性向け」の印象をもたれている傾向がみられた。性別ごとに集計した結果、女性はmobageを「男性向け」だと感じる傾向が強く、逆に男性はGREEを「男性向け」だと感じている割合が高くなっている。また、男女では興味を持つコンテンツが異なり、男性はゲームコンテンツに興味が集中する傾向がみられたが、女性はサブコンテンツにも広く興味を示している。
アプリ画面を見て「好きだ」と感じるのはどちらかという質問では、両アプリがまったく同数の支持を得た。しかし、性別ごとの集計では、男性の約7割弱がmobageのアプリ画面を支持し、女性は約7割弱がGREEを支持するという結果となった。
【調査概要】
2大ソーシャルゲームプラットフォーム”GREE””mobage”に対するiphoneユーザーの印象調査
調査期間:2012/05/21~2012/05/25
調査対象:ターゲットユーザー:Qzoo会員、地域:全国/年齢 : 20歳以上/性別:女性・男性/回答条件:iphoneからの回答のみ
有効回答数:238回答(人)
調査機関:株式会社フォーデジット /メディアパーク株式会社