日経BPコンサルティングは、「食の安全・安心ブランド調査」を実施し、9月21日に調査結果を発表した。本調査は、食べ物や飲み物を製造・販売する企業や、外食関連企業・店舗など300ブランドの「安全・安心」イメージを消費者に聞いたもの。
1位となったのは、昨年の20位から躍進したキリンビール。「利用意向度」「推薦意向度」「イメージ」は10ポイント以上も昨年の結果を上回り、30代以下の若年層の評価が上がった点も特徴的であった。2位はサントリー(昨年1位)、3位キューピー(昨年2位)と続いた。
また、66.8%が食関連のブランドが持つ「安心」というイメージを気にすると回答。消費者に対して「安心」イメージを伝える事の重要性が明らかになった。
【調査概要】
調査手法:インターネット調査
調査企画・実施:日経BPコンサルティング
調査実施期間:2012年6月27日~7月22日
有効回答数:22,253人
回答者属性:
【性別】男性50.3%、女性49.7%
【年齢】29歳以下16.1%、30歳代19.9%、40歳代20.0%、50歳代18.0%、60歳代21.1%、70歳以上4.9%。平均年齢46.8歳
【居住地域】北海道・東北6.9%、関東49.7%、中部13.8%、近畿18.1%、中国・四国5.6%、九州・沖縄5.8%
調査対象ブランド:国内の主要な食品関連の企業、商品、店舗など計300ブランド
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