ドーモは、「2012年モバイル端末におけるグローバルEコマースの割合」について発表した。このデータは、同社と提携するMobify社(カナダ・バンクーバー)とCDN(コンテンツ・デリバリーネットワーク)のEdgcastのデータを通じて算出されたもの。
Mobify社では、PCサイトをモバイルデバイス向けに最適化するプラットフォームを2万件を超えるモバイルサイトへ提供し、モバイルEコマースにおいては年商100億円以上のサイトを運用している。またこれらのトラフィック総数は、世界スマートフォンのトラフィック総数の20%に相当している。
モバイルEコマースの割合では、1位オーストラリア(47%)、2位ブラジル(40%)、3位韓国(34%)、4位アメリカ・イギリス(31%)という結果であった。日本は7位で24%であった。各国の平均は27%。
また、モバイルトラフィック率からアップル製品の人気順位を算出すると、1位ロシア(82%)、2位オーストラリア(78%)、3位メキシコ(75%)という結果に。日本は12位で45%であった。
そして各国のスマートフォン及びタブレットからのEコマースの利用率を調べたところ、1位中国(スマホ:46%、タブレット:41%)、2位インド(40%、19%)、3位メキシコ(20%、10%)という結果に。日本は12位(9%、3%)であった。
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