電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」傘下のイージス・メディアは、中国のデジタルメディア・エージェンシーである北京创世奇迹广告有限公司(Beijing Wonder Advertising)の株式100%を取得することで同社株主と合意した。
イージスは一年半ほど前から、中国で複数の事業ブランド(Carat、wwwinsisobar、Vizeum、Catchstone、OMP)でオンライン広告のメディアバイイングを行っていたが、今回の買収により、北京创世奇迹广告が新たな事業ブランドとして加わることになる。今後、中国ではCaratと北京创世奇迹广告がオンライン広告のメディアバイイングで連携することになり、両社を合わせた規模は中国最大級となる。
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