今回のTwitter小説企画では、Twitter上で小説を執筆することで、角川グループ内で開発中のソーシャルデータ統合解析システム「commucom.jp(コミュコム)」によりそのTweetの取り込みと文章解析・整形を行い、角川グループ側システムへデータを投入。140文字以内のTweetを連続した文章形式にまとめ、購読しやすい環境を実現する。
執筆者はTwitterで気軽に執筆が行えるとともに、購読者はTwitterのタイムラインで読み漏れてしまった場合でも、アーカイブ化された形式で購読することが可能。またこれらアーカイブされた作品中の優秀作品は出版化、映像化することも可能となる。
米国のTwitter本社ではTwitterにて小説を投稿する「Twitter Fiction Festival」の成功実績があり、同様の企画を日本国内で展開するに当たり、ケータイ小説サイト「魔法のiらんど」を持つ角川グループと連携することとなった。今後は、「Twitterで小説を書く」という体験を広めるため、ケータイ小説作家として実績のある作家をモデル作家として起用することも検討している。
【関連記事】
・ツイッター、自分の全ツイートがダウンロード可能に
・『海賊とよばれた男』が“本屋大賞”を受賞
・村上龍氏、電子コンテンツのプライベートブランド「村上龍電子本製作所」発足
・携帯小説を読むサイト1位は「モバゲー」
・テレビ視聴率が1%増加するのに必要なツイート量は?