SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ALBERT、ベイジアンネットワークを用いたアトリビューション分析サービス開始

 ALBERTは、広告における各メディアの因果関係と貢献度をベイジアンネットワークによる因果推論モデルで把握するアトリビューション分析サービスをスタートした。

 ベイジアンネットワークとは、コンバージョンに至った原因がどのキャンペーンのどのメディアにあるのかという因果関係と、それぞれがどれだけコンバージョンに影響を与えたかという影響度を、グラフ構造および確率分布から高精度に推論するモデル。

 アトリビューション分析は主にインターネット広告においてメディアごとのコンバージョンに対する貢献度を把握するために行なうもの。しかしながら、従来の算出ロジックは恣意的かつ固定的で、実際の貢献度を正しく把握できるものではなかった。

 同社はこの問題を解決するため、仮説ありきのモデルではなく、観測されたデータから因果関係を推測できるベイジアンネットワークを採用することで、合理的な貢献度の重み付けをすることに成功した。

 ベイジアンネットワークにより算出された各メディア別のアトリビューションスコアから、より高い効果の望める広告予算配分の把握が可能に。純広告、各種DSP経由広告、リスティング広告などの各キャンペーンに対して、一定の広告予算をどのように配分すれば最もROIが高くなるかを把握し、効率的な広告配信ができるようになる。

 また同社は、インターネット広告などデジタルマーケティング領域だけではなく、4大マス広告、リアル店舗での販売促進にも適用できるモデルを開発。TV広告を打った翌日の店舗来店者の変化、Webでの検索数の変化からTV広告がプロモーション全体に及ぼす影響度を算出することもできる。

【関連記事】
デジタルインテリジェンス等4社、広告・コンテンツ連動アトリビューション・マネジメント実現
IMJ、「アトリビューション分析サービス」開始、マルコフ連鎖を用いた独自分析サービス開発
VRI、キャンペーン全体の広告効果を測定する「One Report」、アトリビューション分析も可能
ブレインパッド、リスティング広告最適化ツール「L2Mixer」予測モデル改善・ルール入札機能
ALBERT、Webサイトのクリエイティブデザインを自動で最適化する技術を開発

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2013/06/26 11:30 https://markezine.jp/article/detail/18038

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング