ニワンゴとViacom International Japan(VIJ)は、は、ニワンゴが運営する「ニコニコ動画(RC)」において、VIJが権利を保有するMTV Networks の国内外のデジタルコンテンツの一部を、10月上旬から配信を開始する予定であることを発表した。
配信を予定しているのは、MTV Networksの人気アニメ「ビーバス&バットヘッド(BEAVIS and Butt-HEAD)」をはじめとして、日本のアニメ「ウサビッチ」ほかオリジナルのアニメなど。これら計9作品、21本でサービスを開始する。VIJはニコニコ動画に対しこれらの権利を許諾し、動画を提供。ニコニコ動画はサイト内にMTV動画専用の視聴ページを作成し、配信することになる。
両社は、ニコニコ動画上の視聴ページの広告を共同広告メディアとして位置づけ、今後、両社による広告販売を展開する予定だという。
米Viacomグループは、Google傘下の動画投稿サイトYouTubeに、大量の著作権侵害コンテンツの削除を要求していることでも知られている。ニコニコ動画は一方的に動画をアップして消費するだけというイメージから脱却し、コンテンツホルダーとともに動画事業を拡大させる一歩を踏み出した。
プレスリリース:「ニコニコ動画で10月上旬よりMTV コンテンツの視聴開始」(PDF)