凸版印刷は、「電子チラシ」を配信する仕組みを活用して、都道府県および市区町村などの自治体が、生活者に情報配信を行う際に活用できる「Shufoo!電子チラシお届けサービス 自治体プラン」をリリースした。
同社は電子チラシポータルサイト「Shufoo!(シュフー)」を運営している。「Shufoo!」では地域に根ざした買い物情報をはじめとする生活情報を毎日PUSH配信しており、月間ページビュー数は約1億1千万、ユニークユーザー数は月間530万にのぼる(2013年8月末時点)。
スーパーやドラッグストアをはじめとする流通企業などのチラシの配信に加え、エリアを区切って情報を生活者にPUSH配信できることから、2013年7月の参議院議員選挙の際には、政党や選挙管理委員会に対して「電子チラシ」サービスを提供した。
一方、自治体では、近年新聞の購読率が低下し、新聞折込で情報を届けていた層に情報が届きにくくなっていること、自治体の管理区外に対して積極的にPR活動を行う必要性が高まっていること、コンテンツの内容への生活者の反応などの効果を把握する必要性が高まっていることなどの課題を抱えている。
「Shufoo!電子チラシお届けサービス 自治体プラン」を活用し、電子チラシという形態で情報を配信することで、自治体は主婦層や新聞非購読層への情報到達、自治体圏内外への効率的な情報配信、生活者の反応の把握が低コストで可能になる。
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