博報堂は、デジタルインセンティブを開発・提案する専門チーム「Digital Incentive Promotions(デジタル インセンティブ プロモーションズ)」(以下、DIP)を設置した。メンバーは博報堂及び博報堂プロダクツ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムで構成する。
スマートフォン利用率は4割にも達し、マスデバイスとなりつつある。流通における会員カード機能のアプリへの移行、リアルな店舗への誘導のためのO2Oコミュニケーションなど、企業のコミュニケーションはスマートフォンを基軸に再編成されつつある。このような背景のもと、スマートフォンで簡潔にやりとりすることができるデジタルインセンティブの需要が高まることが想定される。
DIPは、デジタルコンテンツホルダー、iメディア企業との幅広いネットワークにより、企業キャンペーンに最適なデジタルコンテンツ、インセンティブを提案するチームである。利用者が拡大しているデジタルポイント・電子マネーを発行する企業や、コミック、書籍、音楽、映像など従来からのデジタルコンテンツパブリッシャー・プロバイダー、ゲームアプリ、Eラーニングなどスマホ独自の新しいサービスを提供する企業ともアライアンスを組み、ユーザーに魅力的なキャンペーンを提案できる体制を整えていく。
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