昨今、BtoE（Business to Employee／従業員向けビジネス）サービスが注目を集めています。「オフィスグリコ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、今年の5月にオイシックスが開始したオフィス向けサラダデリバリーサービス「Salada Oisix for オフィス」、KOMPEITOのオフィスで手軽に野菜が食べられる置き野菜サービス「OFFICE DE YASAI」など、参入企業が増加し、健康志向のサービスも続々と登場しています。
そして6月初頭、オイシックスは「Salada Oisix for オフィス」の拡大を目的として、オフィス向け食サービスを提供するおかん（以下、同社）と資本提携を行ったことを発表しました。また同時期に、同社はサイバーエージェント・ベンチャーズからも出資を受けています。同社は、ぷち社食サービス「オフィスおかん」を運営しており、ガイアックスやコイニーなど、Web・IT系のベンチャー企業を中心とした企業への導入が進んでいるそうです。
「ぷち社食サービスって何だろう？」と思っていたところに、「オフィスおかん」の試食会が開催されることを耳にしたので、さっそく出かけてきました！
試食会は、サイバーエージェントベンチャーズのオフィスで開催されました。参加者は総勢30名強。メディア関係者や導入を検討している企業の方々が集いました。
導入企業のオフィスには、左上の写真のような冷蔵庫・専用ボックスが設置されます。その中に惣菜、ご飯、スープなどが置かれ、電子レンジで調理できます。約30種類のメニューがあり、各種100～200円（従業員負担）で提供されるそうです。
試食会で提供されたスープやお惣菜はとても美味しかったのですが、最も印象に残ったのは「かつて、新卒で入社した企業で長時間労働していた頃、食事をお菓子で済ませていたこともあって、体をこわしてしまったことがあります。その経験が『オフィスおかん』のサービス提供につながっています」という沢木氏の言葉でした。思いっきり働いたり、遊ぶためにも、体が資本です。便利なサービスを利用することで、日々の生活を気軽に楽しみながら振り返ってみるきっかけをつくってみてはいかがでしょうか。
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