Spotifyは8日、2つの新しい動画広告「Video Takeover on desktop」と「Sponsored Sessions on mobile」を発表した。グローバル・ローンチ・パートナーとして、Coca-Cola、Ford、McDonalds、NBC Universal Picturesらが参画。米国ではTargetとWells Fargoがパートナーとなった。
定額制の音楽ストリーミング配信サービスSpotifyは、無料で利用する場合には広告が表示され、月額料金9.99ドルを払うと広告は表示されない仕組みになっている。「Video Takeover on desktop」はデスクトップ環境で表示される広告フォーマット。Spotifyの画面を表示しているとき、曲と曲の間に、15秒または30秒のCMをコンパニオン・ディスプレイユニットとともに表示する。
「Sponsored Sessions on mobile」は、モバイル環境で提供される広告商品。オプトインしてユーザーが15秒または30秒の動画を見ると、30分間無料かつ広告表示なしでSpotifyを利用できる。いずれもCMを見終わった分だけ広告料金が発生する。
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