9月29日、インテージ、一橋大学経済研究所、一般社団法人新日本スーパーマーケット協会は、消費・流通・経済指標開発プロジェクトで開発した「SRI一橋大学消費者購買指数」の公表を開始した。今回発表された最新データは、9月15日~9月21日までの週次データで、総合指数のほかに、地域別・業種別の指標も公開された。今後、毎週指数を作成し、月曜日に一橋大学経済研究所経済社会リスク研究機構のホームページで公表される。また。無償でデータのダウンロードが可能となっている。
同指標は日本全体の消費者の支出変動(売り上げの変化)とその要因を、購買価格指数(商品の価格の変化)、購買数量指数(購買数量の変化)、商品入替効果指数の3つから明らかにするもので、次の特徴を持っている。
- 全国の小売店約4,000店舗、数百万種類の商品取引データ(POSデータ)に基づき、地域代表制を確保した高精度な統計
- 毎週月曜日に前々週分の指数が発表される迅速な統計
- 個別商品のPOSデータを利用し、売上、販売価格、数量の変動、新旧商品の入れ替えの影響も含まれる
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